十勝日報 昭和50年(1975年)6月20日の記事 | |
"カニ族の家"今年も 帯広駅東側 21日設置、オープン 帯広を訪れたカニ族に、一夜の宿を無料で−と、五年前から始められた さわやかな初夏の訪れとともにことしもカニ族の姿が目立ってきた。 設置場所は駅東側の市所有地で昨年は二十四日に設置した。たたみ十二枚ほど |
十勝日報 昭和50年(1975年)6月22日の記事 | |
若者たちの交流の場 帯広 カニの家がオープン 帯広名物「カニの家」がことしもお目見えして、自転車に大きな振り分け荷物を 名物「カニの家」の設置場所は例年通り帯広駅東側の市所有地。昨年より "帯広名物"の「カニの家」は毎年駅付近の地べたにズラーッを並んで寝袋に 若者の青春の日の一ページを演出する「カニの家」は正午にオープン。 |
十勝日報 昭和50年(1975年)6月25日の記事 | |
「カニの家」で旅の夢枕 帯変り種 横になり交流 初日の夜七人 ストで足止めの人も 二十一日に、帯広名物「カニの家」がお目見えしたが名古屋から来た自由業の 第一号の青年は、三月末に名古屋の家を出て、沖縄へ渡った。竹富島には 第二号は鎌倉からの学生で、北海道は10日間の予定。ローロッパ旅行の経験が みんな旅行にかけては玄人はだしで、人ごみを避けたシーズンオフを愛し、 「カニの家」の中は、床とか屋根に使ったタルキの新しい木の香りが漂って |
十勝日報 昭和50年(1975年)7月29日の記事 | |
"青春の哀歓"込めて フォーク調で "カニの家の歌" 観光旅行の若者たちが、一夜の夢をむすぶ帯広駅前の"カニの家"。
リーダー(こと西川さん)が作詞、作曲 「カニの家のうた」は、しんみりと語りかける。"青春の日の哀歓"が込められた たまにはふとんに寝たいんだ 心のとばりをあけてくれない 岡山さんは二十三日夜にフッと思い立って、わずか五分ぐらいの間に作ってしまった。 一方、"カニの家"のリーダーとしても忙しい?毎日を過している。岡山さんは大阪を メンバーの面倒を良くみる。寝袋を持たない人には自分のものを貸したり、
人生の旅人たちよ・・・・ 熊谷 克治さんの"詩"も 毎年様々なユニークな話題を呼んでいる。二十日には「宿泊の記念に」と帯広地区労 砂のように サラサラと という出だしの二十二行詩。「見るがよい、聞くが良い、みずからの足で求めるがよい」
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